今やマンガにはかかせない地位を確立したスクリーントーンの、メーカーごとの紹介です。
基本的には「欲しい柄をメーカー関係なく買う」ことが多いと思いますが
メーカーごとに特性の違いがあります。
アイシースクリーン(定価480円)
質が良く、印刷の仕上がりも綺麗な定番ブランドです。
写真の61番は一番基本のトーンになります。
ポイント付きで、ためればアイシーの製品がもらえます。
ユースでないこちらのポイントは2点です。
ちなみにポイント交換商品は送ってから割と早く来た気がします。
IC youth(オープン価格、安いところなら一枚250円〜300円程度)
ICスクリーンの廉価版。
そのぶん作りもアイシースクリーンに比べれば落ちますが、
十分使えます。
ユースにしかないファンシーでかわいい感じの柄や、装飾トーンも豊富です。
ICなのでアイシースクリーンと同じと思っていると、例えば61番系の
ICスクリーンのS-61とyouthのy-1061などでは
結構感じが変わっていたりしますので注意が必要です。
普通のICスクリーンと同じくポイント(ユースは1点)付きです。
MAXONコミックパターンBIG(定価294円)
BIGという名前のものが普通のスクリーントーンサイズ(B4)です。
廉価で使いやすいトーンです。
個人的にノリの強さは少し気になるのですが…
非常に実用的なデザインのものと、
簡素すぎる柄に分かれる印象です。
サムトレーディング デザイントーン(定価290円台)
元はかなり値の張るトーンでしたが、
値下げされ買いやすくなりました。40番が人気です。
デジタルチックなトーン、背景に使える柄が充実しています。
デリータスクリーン(定価294円)
一時値上げした価格が元に戻ったこともあり、安くて使いやすいと人気。
アマチュア中心に広く使われています。
どこの店を見ても大体おいてあるメジャーな品です。
フィルムがかためで厚い感じがします。
レトラセットスクリーントーン
レトラコミックスクリーン
老舗メーカーです。
昔の漫画家先生がよく使っていたらしく、しっかりした作りだと褒められていました。
他のメーカーのトーンの質も向上してきたため、置いている店は現在では少なくなっています。
シートがやや薄めです。
その他:アートカラー、J-TONE、トライアート、
テクノスクリーン(製造中止)
プロフェッショナルトーン(おそらく廃盤。デジタル的でSFチックな柄ものでした)など
これは例外的に普通のトーンとは違う、少し変わった「本」です。
アイシーなのでポイントも付いています。
線画のみの背景と、軽くトーン処理が住んでいる背景の2種が
載っているので、それをコピー(原寸でも、拡大縮小でも)し
切り貼りして使います。もちろん素材は版権フリーです。
掲載パターンや構図がかなり限られるので
この背景をどれだけ使えるかは描くアングルと、使う方によると思います。
背景描写に自信があるなら自分で描いた方が良いです。
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