デジタルで漫画原稿作業をする際の、スキャナ・プリンタ・モニター設備の小話です。


スキャナ

アナログで書いた線画をスキャンする場合などに必要になります。
商業誌だと原稿サイズがB4になり、一般的なスキャナサイズのA4よりも大きくなってしまうので
もう一つ大きい、A3サイズのものを用意することになります。
A4スキャナで半分ずつスキャン…だとかなりの手間を要します。

(4コマ漫画ならA4スキャナでも十分やっていけると思います。
理由→・コマの配置上、半分ぐらいずつスキャンしやすく
・ページのつなぎ目も目立ちにくい
・ページ数自体が少ない=スキャンの手間も少ない)

10万円前後が当たり前のA3スキャナの中で
唯一安い商品として有名なのがMUSTEKですが、
それほど機械として質の良いものではないので
資金に余裕があればEPSONなど、
高価でもしっかりしたものを導入する方がよいと思います。
こちらがepsonのA3対応スキャナです。
一番安いモデルでも10万円ぐらいになってしまいます。
解像度や、色についても求め始めると
ES-10000Gのように20万を越えはじめます…

また、普通のスキャナと違ってかなり大きいので
購入される場合は「置き場所を確保してから」をおすすめします。

他にブラザーの複合機があります。
プリンタはインクジェットですが、A3スキャンのものが2台出ていて
編集関係では注目された商品のようです。

プリンタ

インクジェットプリンタ(比較的廉価)とレーザープリンタの2種に大別されます。

インクジェットプリンタは、アミが綺麗に出ない
(「プリンター」だと出ないのではなく、「インクジェットプリンタ」の特性です)ので
自宅でプリントをしたいプロの方は
グレースケールがきれいに出るレーザープリンタを導入されている場合があるようです。

こちらも商業誌の場合はサイズの問題で、A3が主流になりますが
A3対応機種はかなり高価になりますので、
キンコーズなどお店での印刷に頼っている方もいらっしゃいます。


インクジェットプリンタのインクには、顔料系と染料系があります。
今、管理人の自宅には
・顔料系の8色インクのプリンタ(E社製)
・染料系の7色インクのプリンタ(C社製)
2台(どちらも発売は2004年)があるのですが
顔料系はどうしても発色が鈍めで、画材として考えた場合に色の再現性がいいとは思えないので
絵を印刷する方には染料系の方がいいのではと感じます。
それと、顔料系はわりとノズルがつまります…
今、インクジェットでイラスト用のおすすめを聞かれたら
EPSONの染料系がいいのではないかと思う、とお返事します。

なお、時々本体しか意識していないという方がいらっしゃいますが
紙が変わると発色も変わってきます。


モニター

サイズは便利ですが、解像度によって随分見え方が違うように感じます。
以前使っていたものはどこのものだったか忘れてしまいましたが
今管理人が使っているのはナナオのFlexscanシリーズで
モニター画面を回転させて縦型にすることができる機種があります。


PC本体について

余談ですが、パソコン本体にパワーがあると、作業効率が大きく変わります。
現在使用のMac Pro(クアッドコア)はありえないくらい早いです。
最初使った時は化け物だと思いました。
その前はPower Mac G5だったので、能力は高い方だったのですが。

待ち時間が少ないことによるイライラの少なさが精神的にもありがたいです。


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