水彩色鉛筆はそのまま描くだけでなく、
水で溶かして透明水彩のような風合いを手軽に楽しめる画材です。
基本的に水彩色鉛筆を使う場合、作品の一部または広範囲にわたり「溶かす」ことが多いので
色合いの好みだけでなく溶けやすさも重視して選ぶと良いと思います。
水筆などを持っていると手軽に表現が広がります。もちろん普通の筆でも大丈夫です。
♪おすすめ→カランダッシュ スプラカラーソフトかファーバーカステル アルブレヒトデューラー
やわらかめで扱いやすく、色も綺麗です。
ターレンス ヴァンゴッホファインアート水彩色鉛筆(全60色)
耐光性を保証する色鉛筆と謳われています。
ウエーブしたパッケージがちょっとおしゃれ、発色はわりとはっきりめです。
カランダッシュ スプラカラーソフト(全120色)
太めの芯でしっかりと発色します。
描き味も柔らかめで、水溶けもいい感じ。
水彩色鉛筆の中では特におすすめできる品の一つ。
水彩色鉛筆の中でもアルブレヒトデューラーと並んで
色数が多く(油性色鉛筆のカランダッシュ パブロと
同じ色名・色数です)、
微妙な色合いのものまで揃っているので
買い足し用にもオススメです。
カランダッシュ プリズマロ(全80色)
やや硬めに作られていて、溶かしても多少タッチが残りやすいので
そういった「タッチを生かしたい」作品におすすめです。
コンテ・ア・パリ ウォーターカラー(全48色?)
カレ・コンテ(クレヨンに近い商品)で有名な
「コンテ」社の品です。
芯自体はかための部類ですが、どれも色合いが柔らかく
いわゆる「水彩」らしいペールトーンを生かせます。
スタビロ アクアカラ−(全36色)
水への溶けのいい品です。
スタビロオリジナルと違い
こちらはやわらかめです。
スタビロ オリジナル(全38色)
ほどよく硬めの芯で細かい描写向き。
「筆跡を残しつつ水彩風」という
水彩色鉛筆ならではの描き方が
楽しめます。
ステッドラー カラトアクェレル125(全60色)
わりと硬めで、使いやすい要素を多く備えています。
見た目は機械的でシャープなデザインですが、
発色は繊細でアート向きです。
ダーウェント ウォーターカラーペンシルズ(全72色)
ダーウェントらしく、風景画向きの色が充実している印象。
大味なわりに地味で押さえた発色なのが外国的です。
硬さは中間で、細密描写・広範囲とマルチに使えます。
ダーウェント インクテンス(全72色)
ちょっと変わった水彩色鉛筆。
乾くと耐水性になり、上から塗り重ねても広がらないので、重ね塗りに向いています。
色味もきれいな品です。
ファーバーカステル アートグリップ水彩色鉛筆(全60色)
ファーバーカステルは水彩/油彩でパッケージがやや似ているので、
間違えて買わないように注意が必要です。
違うのはパッケージの絵で、青(水)っぽいこちらが水彩、
黄色(油)っぽい絵柄の方が油彩(普通の色鉛筆)になります。
芯が太いです。水に溶けやすいため、水彩色鉛筆らしく仕上がります。
にじませた効果を狙いやすい一品です。
ただ商品の質ではアルブレヒトデューラーとは異なるので
発色や柔らかい描き味など「カステルらしさ」を堪能したい場合は
↓をおすすめします。
ファーバーカステル アルブレヒトデューラー(全120色)
やわらかく発色も良く、繊細な色合いでおすすめの一品です。
ひとつひとつの色自体が繊細で美しいですし、
水溶けもよく、高級画材の貫禄を感じます。六角形のボディです。
三菱鉛筆 uniウォーターカラー(全36色)
入手しやすい一品。結構かたい色合いなので
あまり絵画用という感じではないかも。安いのでぬり絵用などに。
個人的には線画や字書きなどにも意外に向いていると思います。
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