ペン先比較レビューです。
Gペン、丸ペン、その他の順に並べています。


*基本的な知識*
ゼブラタチカワニッコーの3ブランドが有名
(タチカワとニッコーは同じ会社が製造しています)※追加情報ですがタチカワとニッコーはグロス(144本入り)販売が廃止になり在庫限りです
「デリーター」と書いて小分けに売っているペン先はゼブラやニッコーなどのもので
デリーターでペン先を製造しているわけではありません、ペン先本体を見るとブランドが分かるはずです

・Gペン…サイドに切れ込みが入っていてGのような形に見える(Gと印字がある場合もある)ペン、
強弱がつけやすく何にでも使えるが、そのぶんコントロールに慣れが必要。漫画でよく使われる
丸ペン…ペン先本体が平らでなく丸い、細い線に向く。漫画や、細かい地図などに使われる
かぶらペン…先がスプーンの形のペン、GペンよりかたくGほど強弱はつかない→慣れもそれほどいらない
スクールペン…まっすぐでシンプルな形のペン先、非常にかたい=強弱が付きにくい/均一な線に向く
日本字ペン…ペン先が反っている、なめらかだが強弱はそれほどつかない、漫画で使う方は少数

タマペン、サジペン、スプーンペン、かぶらペンは全て同じタイプのペン先
(カブラペンはこの形をさす一般的な呼び方で
それぞれゼブラがタマペン、ニッコーとデリーターはサジペン、タチカワがスプーンペンと
ブランドごとに呼び方が違います。
このページでは分かりやすいように、各商品名に「かぶらペン」と追記しています


・金属の種類が書いてある場合、クローム(つやつやの金属色)は硬め、
ニューム(1円玉などアルミのような、マットな質感)は柔らかめ
ニュームはやわらかいため、線が太くなりやすいように感じます


自分にどれが向いているか分からないという方は
とりあえず初心者でも扱いやすいタチカワGペンかニッコー丸ペン
あるいは一番メジャーなゼブラGかゼブラ丸ペン
(ゼブラは一番メジャーですが、管理人自身、初心者の頃には扱いづらかったです)あたりから
使ってみることをオススメします。

それと、初心者の方は最初Gペンや丸ペンが扱いにくいからといって
つけペンを敬遠しないほうが良いです(経験談)
慣れれば、ミリペンでは出せない線が出るからこそプロに愛されていると感じられるはずです。

♪管理人による初心者さんへオススメ→Gペンならタチカワかゼブラ
丸ペンならタチカワかニッコー丸ペンのどちらか(ゼブラももちろん良いですが、つけペンに不慣れだとひっかかりやすいので)
Gペンも丸ペンも、どうしてもうまく使えない!という場合はゼブラ タマペン(クローム)をどうぞ



*Gペン*

ゼブラ Gペン 10本入

ゼブラ Gペン

少年漫画などを中心に多くの漫画に使われ、
最もメジャーなのはこのペン先だと思います(が、相性があるため、
全員がこれを使えばいいということではありません)。

かなりなめらかですが、変化がつけやすいぶん始めは力加減に慣れにくいので
初心者さんにはつらいかもしれません(管理人もそうでした)。
逆に慣れると
色んな表現に柔軟に応えてくれるペン先。味のある線が出ます。

ゼブラGの場合、筆圧が高いと 線がありえないぐらい太くなったりもしますので
筆圧の高い方は注意が必要ですし、
根本的に合わない方もいらっしゃるので
メジャーだからといってゼブラGにこだわる必要はありません。


タチカワ Gペン 10本入

タチカワ Gペン

ゼブラのものに比べると硬めですが、ニッコーよりはやわらかいです。
その分、慣れない方でもゼブラより扱いやすく、安定は良いです。

ゼブラGとニッコーGの間ぐらいの硬さなので、まずこれを買ってみて
メーカーを選ぶのも一つの手かも知れません。


ニッコー Gペン 10本入

ニッコー Gペン

ふと力を入れた時に、Gペンとしてはかなり硬いのが感じられます。
ゼブラで言うとGペンよりタマペンあたりに近いと思うぐらいです。
硬めのタッチが好きかどうかで、好みが分かれそうです。
逆に、ゼブラGペンだと線が極端に太くなってしまうという方でも
ニッコーは太くならずにすむ、という場合もあります。


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金のGペン

ゴージャスな外見の金色のペン先、英国のレオナルド製のものです。

最もやわらかいペン先の一つです。
使いやすくひっかかりも少ないので、初心者さんにもオススメですが
筆圧が高いと筆圧であっという間につぶれる場合があります。ご注意下さい。



*丸ペン*
(丸ペンは全体的に、Gペンより若干割高になります)


ゼブラ 丸ペン(丸ペンA)

箱に「ゼブラ丸ペン」とだけ書いてある商品は、こちらのAタイプです。
また一般的に「ゼブラ丸ペン」と言う場合も、こちらのAタイプを指します。
丸ペンEと見分けたい場合は穴の大きさを見て下さい。
丸ペンAのほうが穴が非常に細く、長めです。

少女漫画など、細い描線を目指すならこれがおすすめします。
おろしたてはシャッシャッと紙をひっかくような描き味で
神経質なまでに細い線が引けます。
少しつぶれてくると、太い線も、やわらかい細い線も両方描きやすくなる
良いペン先です。入りも抜きも綺麗に出ます。

ただ、扱いに慣れるまでペン先が若干ひっかかりやすいので、
初心者の方はそこを覚えておくと挫折せずにすむかもしれません。
ゼブラ丸Aが紙にひっかかるのは、つけペンに慣れていない人の場合は普通です。
慣れるとひっかからなくなります。

神経質な感じがあまりお好きでない方、ゼブラ丸ペンAを試して合わなかった方は
丸ペンではニッコー丸ペンの方が合っている可能性もあります。


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ゼブラ 丸ペンE(廃盤につき在庫限り)

「ゼブラ丸ペン漫画用」と書いて売っているものはこちらのペン先です。
丸ペンAより柔らかく、またひっかかりが少ない印象です。
外見は丸ペンAと違い、本体の穴が「それほど細くない縦長」です。

その分、初めてでも丸ペンAより描きやすいかもしれませんが、
繊細さではAに引けをとるかもしれません。
というのも、かなり柔らかい分、Aより線が太くなりやすいためです。
逆に、丸ペンAより太い線もひきやすいという利点もあります。
同社の丸ペンでもずいぶん違うので、使い比べてみて下さい。

2012年には販売をやめてしまうそうなので、
ご愛用の方は買いだめした方がいいかもしれません。


金の丸ペン

見た目がゴージャスな金のペン先です。
英国製レオナルドと書かれて売っていることが多いです。
金のGペンと同じく、最もやわらかく
丸ペンの中では、ゼブラEに近い(それより柔らかい)印象です。

細い線も出ますが、
金のGペンと同じく、力を入れるとぐっと太い線になります。
力を入れすぎるとつぶれやすいのも金のGペンと同じです。


ジロット丸ペン 659

黒っぽい色のペン先です。たしかフランス製?です。
あまり売っているのを見かけませんが、神経質なタッチの線が出ます。
なので線の見た目はゼブラ丸ペンA寄り(あそこまで細すぎない)なのですが
ペン先はもっとやわらかく、力を入れればかなり太い線が、入れなければ細く
神経質な線になり、メリハリがつきます。ひっかかりもそれほど多くない印象です。


ニッコー 丸ペン

ニッコーはGペンはわりと硬い印象でしたが、
硬すぎず、かつ程よく安定していて、ベーシックななめらかさです。

初心者さんでも使いやすく人気があります。
ゼブラの丸ペンがひっかかるなど合わない人でも、
ニッコーだと大丈夫という場合がありますので、該当する方は一度お試しを。
(管理人は高2くらいまでそうでした、今はゼブラ派ですが。
「ゼブラ苦手だけど丸ペンが使いたい」ならニッコーがいいと思います。
ゼブラが一番定番のようなイメージがあるかもしれませんが
ニッコーの丸ペンもわりと人気があります。)
もちろん丸ペンならではの細い線もしっかり出ます。

タチカワと同じく、タンクマスターという
リザーバー(インクをためる)つきのものが発売されています。


ブラウゼ515

見た目が暗い胴色っぽいペン先、使い心地はわりと普通でした。
丸ペンEともAとも付かない中間の感じでしょうか。
ブラウゼのコミック用丸ペンには他にブラウゼ512(銀色)があります。


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ゼブラ 丸ペン 10本入
タチカワ 丸ペン

ニッコー丸ペンとやや近い感じ。

というあいまいな表記なのは、自分自身いまひとつ評価が定まらず
ネットでも意見が分かれていることや、
以前Wikipediaに「ニッコーとタチカワは全く同じ」と書かれていた
(注:↑Wikipediaは当時のもので、現在の表記は違う可能性があります)
ことなどから、メーカーに問い合わせたところ

生産時の温度設定などはタチカワとニッコーで違うものの
金属やペン先の形なども同じ(管理人注:これは手に取れば一目瞭然です)で
タチカワとニッコーの差より
同ブランド同士でのロットごとの差の方が大きい場合もあるかも」

というようなニュアンスの返答を頂きました。
それなら評価が分かれているのも納得できるというか
実際に当たり外れやロット差があるのかもしれません。
ただ管理人はなんとなくタチカワの方が硬いのか?と思うのですが。


現在、タンクマスターという
リザーバー(インクをためるパーツ)付きのものも出ています。
インクをつける回数が減らせて便利なんだそうです。

未使用ですが紹介だけになるのですが、他にもタチカワからは
77MARUPEN というやわらかい丸ペンも出ているようです。

金色丸ペン 10本入

その他:SL801など



*その他のペン先*

ゼブラ スクールペン(廃盤につき在庫限り)

とにかく硬いです。ひっかかりはなく、やや細い均一な線を引きやすいため
背景や機械など硬そうなものを描くのに適しています。
逆にその他の用途にはあまり向きません。強弱はほぼつきません。

2012年には販売をやめてしまうそうなので、
ご愛用の方は在庫があるうちに買いだめした方がいいかもしれません。


ゼブラ タマペン クローム、
ゼブラ タマペン ニューム
(ニュームは廃盤につき在庫限り)
(=かぶらペン)

メジャーなペン先の1つです。Gペンより硬め、スクールペンよりは柔らかいです。

やや硬いぶん、思いっきり線が太くなったりしないので
初心者さんでもそれなりに使いやすいですが
メリハリはつけづらく、やや強弱の少ない線になります。

そのため、デフォルメを効かせたいイラストなどに、
またGペンや丸ペンなどがどうしても合わない、苦手だという方にも
これをおすすめします。見てると、そういう方は7割方このタマペンクロームに
落ち着いている気がするので…試してみてもいいかと思います。

左の写真のニュームのほうが柔らかいのですが、
クロームに比べて若干線が太くなりがちかと思います。
強弱の少ない+太め ということで、ニュームの方は好みが分かれそうです。
漫画に使うならクロームの方がいいかもしれません。

タマペンニュームは2012年に販売をやめてしまうそうなので、
ご愛用の方は買いだめした方がいいかもしれません。


(ほか、かぷらペンタイプのペン先には
ニッコー サジペン
タチカワ スプーンペンがあります)


スピードボール

レタリング用として売られているペン先で
インクをためておくホルダー部分を持ち、独特の形状です。

C-6など、数字が大きいものが「細い線」ですが、
一番大きい6でも丸ペンなどのように極細ではありません。
仕上がりの関係上、描画/コミック用には不向きです。
思わず買ってしまったのですが使う機会がありません…

一応、スピードボール専用軸以外にもつけることができました。



ニッコー 日本字ペン

日本字ペンは先端が少し反っていて、線の出方が丸ペンなどと違う位置になるなど
他のペン先とは違い、ややクセのあるペン先です。
ミリペン等の角度に慣れていて他のペン先が合わず、
日本字ペンの角度が合うという方もいるようです。

先端の形状が原因で、力をかけても開きにくく弾力が足りないため
パワフルな表現にはあまり向かないかもしれません。
逆に言えば「字」用だけあって、ややしなやかな線です。
Gペンよりかためですが、かぶらペンよりは線の変化をつけやすいと思います。


(ほか、日本字ペンには
タチカワ 日本字ペンもあります)
ブラウゼ46文字・デザイン用
ブラウゼ50文字・スケッチ用

どちらも、漫画でよく使われる他のペン先より線が太くなります。
ただ、他のペン先では非常に書きにくい「見た目のよい字」が
書けるペン先です。


ブラウゼ 29EF

お店で最も目立つペン先の一つ、手の形のペン先です。
文章では表現しがたい独特な線が出ますが、これはこれで魅力があり、
個人的には好きな線でした。独特のタッチを生かしたペン画などにどうぞ。

スピードボールゼブラ スクールペン 10本入

その他:ガラスペン(これもスピードボールと同じく漫画用ではありません、
ガラスですので強弱がつきません)、

ゼブラ シュタインペン クローム・ゼブラ シュタインペン ニューム(廃盤)
(メーカー公称の「普通のペン先の5倍」かは分かりませんが、特殊加工でやや持ちがいいペン先。先端が少し珍しい形。
タマペンの仲間ではありますが違う商品です。
クロームは、Gペンはもちろん、普通のタマペンよりさらに硬いと思います。
硬い=持ちがいいということなのかも知れませんが
変化はつけづらく、Gペン丸ペンが気に入っている方には扱いにくいかも。
個人的な印象ですが、ややハードなタッチの絵や
強弱を強調したくない絵に向くかもしれません)など


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