パステルは、一般的にはソフトな色合いでほんわかしたイメージですが、鮮やかで発色の良いものも多いです。
ソフトパステル、セミハードパステル、ハードパステル、水溶性パステル、オイルパステルの5種類があり
ここでは順番に分けて記載しています。
（管理人の現在の手持ちはほぼソフトパステル中心なので、
オイルパステルなど紹介だけになってしまっているものもあります）
ソフトパステルとハードパステルを併用するなどは可能ですが、
オイルパステルは他のパステルと混ぜられない画材になります。
追記ですが、絵具と違って割れやすく管理が難しいため
まずは箱入りのものを買うことをオススメします。バラ売りは買い足し用などに。
♪初心者オススメ→レンブラント ソフトパステル
安いもので良いという方は、ゴンドラ ソフトパステル36色など（色数が多くても、１つあたりが小さいので値段はわりとお手頃です）
＊ソフトパステル＊
一般的に「パステル」と呼ばれるのはこの「ソフトパステル」です。
ぼかしなどがしやすく、ソフトな雰囲気の表現が可能です。
やわらかい色のものだけでなく、濃い色のものも非常に多いです。
ゴンドラ ソフトパステル（全242色）
パステルとしてはメジャーな一品。短いかわいいボディが特徴です。
色調もやわらかく、パステルの醍醐味が味わえます。
値段が安い方なので、初心者さん・学生さんにもおすすめです。
ホルベイン ソフトパステル（全250色）
ゴンドラと同じく、やや短めボディのパステルです。
ベーシックなパステルです。
絵以外にも使われることがあり、例えばドールのメイク用に
ボークスで売っているのもこれかと思います。
シュミンケ ソフトパステル（全400色）
値段を見て驚愕の高級品、なんと「１本」500円です。
値は張るものの、やわらかいパステルで
「濃い」と言っていい位 ずば抜けて発色が良いですし、色数も圧巻です。
置いている店はやや少ないので、高級画材のあるお店を探して下さい。
少ない色のセットでもしっかりした箱に納められています。
ターレンス レンブラント ソフトパステル（全203色）
「風景画用」と「人物画用」などのセットでも売っていて
絵に使いやすい色の取り合わせです。
粉っぽすぎず、柔らかめで描きやすく発色もきれいです。
材料に「重金属」を使用していないので
粉を吸っちゃっても大丈夫ということです。
木箱入りもあるのですが、ケースに段状にのせる形なのが
若干手間になります。木箱は無垢の木で素朴な感じ。
セヌリエ ソフトパステル（全525色）
メーカーが世界最多の色数を自称する、脅威の525色です。
こちらもかなり純度が高く、シュミンケに続いて濃い発色の部類です。
その他のソフトパステル…ウィンザー＆ニュートン、
ホルベイン パンパステル、
マイメリ ソフトパステル、
ラウニー ソフトパステルなど
＊セミハードパステル＊
ファーバーカステル ポリクロモスパステル
ほどよい固さで扱いやすさが魅力です。
「パステル」という語からイメージする「ほわんとした」というより、
わりと鮮やかなパステルなような気がします。
その他のセミハードパステル…ホルベイン セミハードパステル、
ダーウェント パステルブロックなど
＊ハードパステル＊
ハードパステルは、その硬さのため、ソフトパステルに比べてぼかしなどがやや難しくなります。
クロッキーなどに使われることがあります。
ヌーベル カレーパステル
カレ・コンテに近いタイプのハードパステルです。
パールカラーなどのバリエーションが綺麗で気に入っています。
コンテ・ア・パリ カレ・コンテ
「コンテ」という呼び名で有名な一品です。
ベーシックで使いやすいです。
その他のハードパステル：サンフォード ニューパステルなど
＊水溶性パステル＊
カランダッシュ ネオカラーII（全84色）
水溶性のパステルの代表です。
描いた後に水筆でのばすだけでなく、
パレットで粉を水でといてから使うこともできます。
ほか、カランダッシュ ネオアート（全60色）も水溶性パステルです。
＊オイルパステル＊
（今現在手元にないので、ブランド紹介のみです）
カランダッシュ ネオパステル、
セヌリエ オイルパステル、
ファーバーカステル オイルパステル、
ホルベイン オイルパステル、
マイメリ クラシコなど
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