筆レビューです。ブランドごとにおおまかに記述しています。
面相筆、平筆、丸筆、ファン(扇)、フィルバート等いろいろな形があります。
平筆は広範囲を塗ったりムラなく塗りたい時などに、面相筆は細い細かい部分など、使い分けると便利です。
サイズとしては細いもの(一般的な水彩なら1号か2号、細密な書き込み用なら10/0や5/0号)と、
6号ぐらいの中くらいの太さのものから揃えていくといいと思います。
一応の値段目安は一本800円(特に細いものなら500円か600円)ぐらいかと。
それを下回ると毛抜けがひどかったり、バサバサになりやすいものに当たる可能性も高くなります。
メーカーにこだわらない場合には、とりあえず値段を基準にしてお近くの画材屋さんで購入するといいと思います。
タッチを生かしたい透明水彩には、一般的に最も良いとされるセーブル(「てん」の毛)など
水の含みの良いものを。
筆の傷みやすいアクリル系などには、ナイロンの人工筆など、がしがし使える安いものをおすすめします。
あと、清晨堂(せいしんどう)の筆が良い!と
美大の方から聞いたことがあります。管理人、未使用ですが一応書いておきます。
管理人が使った中で良かったのはラファエルの水彩筆です。
新品の筆は糊でかためてあるので、
水彩用の場合は少しだけせっけんをつけて水でほぐしたり、
油彩用の場合は油をつけて、押し付けてなじませてから使うと良いようです。
ARTETJE(アルテージュ)
CAMRON PROシリーズは細めの筆のサイズ展開に定評があります。
ただ100/0までいくとあまりにも毛が少なすぎて
絵の具や塗料の含みがよくない(&ちょっと毛が抜けるだけで殆ど毛がなくなる)ので
絵・イラスト用の方は10/0ぐらいまでにしておくと良いと思います。
絵ではない、ドールや模型関係などの細密作業には
造形村の筆など専門のものを使う方がベターです。
インターロン
アルテージュと同じく模型系、また描画用にも良く使われるナイロン筆です。
Too.
画材屋Toolsで買える筆の中にはToo.オリジナルのものがあります。
ハズレの少ないベーシックな筆なので、
絵の具などの購入と一緒に買ってしまってもいいかもしれません。
バニーコルアート
リキテックスなどの販売元で、ナイロン筆などが充実しています。bismなどがお店によく売っています。
文房堂
画材屋・文房堂で購入できる筆です。あまり流通していませんが、筆の質自体はそこそこです。
ラファエル
(油彩/コリンスキー、マングース、ブタなど 水彩/コリンスキー、赤テンなど)
かなり値は張りますが、使い勝手は勿論バッチリです。
水彩はとても水の含みが良いですし、柔らかい良い筆です。試しに一本は買ってみてもいいかもしれません。
余談ですがラファエルにはメイク用(=人間の顔用の)筆もあります。
絵画用・メイク用ともにプロ御用達の世界的ブランドです。
その他のブランド:イザベイ、
ターレンス ヴァンゴッホ、
ウィンザー&ニュートン、
清晨堂、
ダ・ヴィンチ、
ホルベイン、
ロイヤルターレンス レンブラントなど
ぺんてる アクアッシュみず筆
持つ部分に水を入れておいて使うタイプの筆です。
筆部分がなぞった顔料で汚れたりするのではと心配していたんですが、
管理人は特に問題なく使えました。
水彩色鉛筆のぼかしなど、簡単な水作業に便利です。
ヌーベル パステルブラシ
これを見る度についチークブラシみたいだと思ってしまいます。
粉は穂先にそれほど強く付きませんので、軽いすりこみに適します。
ほわんとした感じに仕上げたい時に。
パステルのぼかしなどに使われる、紙を細巻きにした製品。
綿棒などのように、細かい仕上げに主に使います。
ペインティングナイフ
油絵の具やアクリル絵の具を盛るように厚塗りしたいときに筆代わりに使います。
張りキャンバスなどのそう硬くない画面でも、
無理な角度で力を入れすぎると折れることがあります
(高校時代に経験済・折れたナイフ先がふっとんできました)
熱が入っている時でも、角度や力の入れ具合にはご注意下さい。
「筆でもペインティングナイフでもない」という宣伝文句の画材。
毛の代わりにぶにぶにしたゴムが先端に付いているような商品で、指代わりの感覚で絵の具を扱えます。
SEO | [PR] !uO z[y[WJ Cu | ||